こんにちは、進藤です。

ようやく芥川賞2作品を読み終わった。

『火花』(最初『花火』と書いてしまった!もはやどちらでもいい気がする(笑))は、芸人の世界とは精神的な部分も含めてかくあるものなのかと思ったが、どうしても主人公徳永が作者又吉と重なってしまい、重なることでこれは自叙伝的様相を呈してしまう。

世間では、彼の2作目を期待する声が大きいが、あまりに自分のテリトリーでの作品を書いてしまったが故に、次の作品がもしあったとしてもあまり期待できないと僕は思う。

ただ、これはあくまで想像の域を出ないものなので、2作品目が出たら、それを読んで自分なりの評価をしたい。

『スクラップ・アンド・ビルド』は、新しい視点での介護小説になっている。

介護系の話は、大方その苦しみや、そこから逃れるために介護放棄をするという内容だが、これは介護者(祖父)を楽に死なせてあげるために、敢えて過介護を行うというのは斬新な発想だと思う。

ただ、時々描かれる性描写が僕には無駄に思えてならない。

もっと心が揺さぶられるような作品に出会いたいと願い今日この頃です。

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