15日、県立高校入試(初日)が行われました。
数学の問題の傾向について、簡単に分析をしておきます。

2013年から大きく入試が変わった神奈川県、昨年までは同じほぼ傾向が続いていました。
ところが今年からはある程度変わった部分もあります。

まず問題数が減りました。
昨年は小問数で25問でしたが、今年は22問になりました。
その結果、一問あたりの配点は大きくなりました。
一問にかけられる時間も長くなりましたね。

大問の数は7問で変わりません。

大問1については、1問3点の計算4問、これは例年通りでした。
ここは確実に正解したいところです。

今年は例年、大問2で出題されていた小問集合が、大問2と大問3の2つに分かれて出題されたといえますね。配点も増えました。
今年、大問2(オ)で出題された平行四辺形と比の問題は難易度が高い内容です。正解率は例年通りであれば7%台ですが、5年間で3回目の出題、上位校志願者は確実に抑えたいところですね。逆にそれ以外の高校志願者あれば捨てて次に行ってしまうのがよかったでしょうか。
大問2、3の他の問題にはそれほど難しいものはありませんでした。

今年の大問4については昨年まで大問3で出題されていた関数が3問出題されました。
出題傾向は昨年までとほぼ変わりませんが、配点は増えました。

今年の大問5についても昨年まで主に大問4で出題されていた確率が2問出題されました。
こちらは問題数が減りましたが、問題傾向としてはほぼ同じです。

大問6が立体図形3問であることも例年と変わりませんでした。
こちらは配点が大きくなりました。問題はやや易しくなったと考えています。

大問7については今年も円を用いた相似の証明でした。
配点なども変更ありません。ただし、問題は難化したと考えています。

全体を通してみると、極端な変更ではありませんが、過去問になれていた受験生にとっては、大問の配置が変わったことなど混乱もあったかもしれませんね。
ある程度、どの単元が出題されても対応できるような学習が必要ですね。
そのような学習が必要な入試にすることは、出題者側も意図していることでしょうから、来年度以降もかわらないことでしょう。