16日、県立高校入試(初日)が行われました。

数学の問題について、簡単に分析をさせていただきます。

神奈川県立高校入試は2013年、大きく制度が変わりました。
2013年以降、毎年傾向の変動はあまりありませんが、今年も大きく変わることはありませんでした。

大問7つの構成、
問1が計算4問、
問2が小問集合8問、
問3が関数3問、
問6が立体3問、
問7が相似の証明1問、
という構成は変化していません。

ただし、全く変更がないわけではなく、毎年小幅な傾向の変化はあります。
今回の傾向変化は問5でした。
問5は2013年、2014年は1問で10点の配点でしたが、2015年は2問で10点になっていたところ、
今年は3問にわかれました。
さらに、そこにダイヤグラムという(関数は問3で出題されているにもかかわらず)関数2問目ともとれる問題でした。
問5に関しては傾向が読めなくなりましたね。来年の予想は困難を極めるところです。

なお、昨年傾向が変化した問4は、例年通りの確率に戻りました。
こちらは多くの受験生にとって安堵したのではないでしょうか。

「小幅変更とはいえ、毎年変更されていること」と「傾向の変化によって大問出だされなくなった単元の多くが問2の小問集合で出題され、結果出題される範囲が毎年広がっていること」を考えると、

いままで以上に入試対策というのは短期間では難しくなり、入試に向けてできれば低学年のうちからしっかりと基礎力をつけていた生徒が有利になっている、と思います。