数学・算数は覚える科目ではなく、考える科目です。
考えて、練習すれば良いのです。スポーツと同じで、練習が大事です。
いろいろな練習方法があり、またいろいろな考え方があります。
また、数学・算数の解き方は、一通りだけではありません。できるだけ簡単に解くことも重要です。
いろんな方法を考えて解くことが、思考力向上につながるでしょう。
公式を覚えてなくても、多方面からの考え方で解けるものが多いです。
まず、解く喜びを味わってみてください!
数学・算数の基本はなんといっても 足し算・引き算・かけ算・割り算 です。
足し算は「加法」、引き算は「減法」、かけ算は「乗法」、割り算は「除法」といいます。この4つの方法をまとめて加減乗除といいます。数学・算数はこの「加減乗除」さえできれば、まずはOKです。
学年が上がり、計算に文字が出てくると、わからなくなってくる生徒さんが多いです。
でも文字は例えであって、基本は数字の計算と同じです。(勿論文字が出てきたときの決まり事は少しはありますが)
まず、数字だけでの加減乗除ができれば、準備OKです。
数学・算数のズバリ、点数を上げるには?『 計算ミスを無くすこと! 』です。
人はミスをしてしまう生き物です。ですから少しでも減らすことが大切です。
ミスを減らすには、一に練習、二に練習と考えます。
数学・算数は幾ら考え方が正しくても、最後に計算ミスをしてしまうと、バツにされます。
覚えておいてください。
数学・算数では、最後に計算ミスをした人と、解答欄白紙の人は、同じバツの0点なのです。
数学・算数のテストの点数は、必ずしも実力通りではありません
ちょっとしたミス、例えば「2+4=8 (…?) 」、「115-19=86 (…?) 」なんて……
この解答は試験では勿論バツ。でも無回答でもバツ……。でも、同じバツでも意味が違います。
0点であることは変わりません。しかし、前者は単純なミス、後者は解らない… この違いは大きいです。
テストは「理解度」を測る物です。しかし、何度も言いますが、
数学・算数は「理解していても間違えてしまう事がある科目」です。
テスト後に、こうした悔しい・悲しい思いをしないようにするには、練習あるのみです。
スポーツと同じです。何事も練習です。練習量が多ければ多いほど、自信がつき、ミスが減ります。
まずはミスを減らすことが大切です。
自分の身近なもので、例えてみるとわかりやすいです。
中学では比例、反比例、関数などを考えてみます。例えば、
●1個30円のアメを5個買う、又は 10個買う 等の計算は『比例』、
●所持金 2,000円で1個50円のペンを40本買える、倍の値段の1本100円ペンだったら20本になってしまう…これが『反比例』
●1,000円の箱に1個100円のケーキを3個買う、又は 5個買ったら…などは『一次関数』です。
比例、反比例、関数は、身近な物ですから例えやすいです。
主要5教科の中では、一番覚えることが少ない科目と考えられます。
日本の教科書はとても親切にたくさんの公式が載っています(親切かどうか……)
例えば小学生・中学生での時間と距離の問題です。
時速2kmの速さ(これはとても遅いですが)で、3時間歩いたら、勿論6km歩いたことになりますね。
これを学校では、3つの公式を覚えるようにと言われます。
【1】速さ×時間=距離
【2】距離÷時間=速さ
【3】距離÷速さ=時間
時速2kmで3時間歩いたら6km進むことは、理解できます。よって「2×3=6」の式はスグできますね。
では、速さを求めるにはどうするか?
それは「○×3=6」ですから、「○は6÷3」で、つまり「距離÷時間」という風に考えられます。
同様に、時間を求める方法も「2×○=6」から、「距離÷速さ」だと考えられます。
つまり時間と距離の問題での公式は、【1】の公式1つ理解できれば良いのです。
このように簡単に求められる方法がたくさんあります。
数学・算数の解き方は、一通りだけではありません。いろんな方法を考えて解くことも重要です。
難しい公式を覚えるのではなく、簡単に問題を解きまくりましょう!
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